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FUPカードはなぜそんなに得なのか?

提携カードの選び方で知っておくと便利なのが、従来型のオーソドクスな提携カードと、新しい提携カード「FUPカード」との違いだ。

復習しておこう。FUPとは、早い話「使えば使うほどお得度がアップする」しくみのことだ。企業側は、1人の顧客内のシェアを高めるため、リピーターにサービスを厚くしたいのだ。

これを最初にカードで行おうとしたのが、95年に出たトヨタカードだった。クレジットカードのポイント制度自体もFUPの一つではあるが、そこに航空会社や自勁車会社などの提携が付くと、その提携先の企業のFUPが加わる。カード会社のポイント制度より、リピーター獲得に必死な提携企業のほうが、サービスは加速されて当然だ。そういうわけで、利用者にとってはお得なカードの誕生となったのだ。

従来型提携カードと、FUPカードの実例をみてみよう。

従来型の提携カードであるヨーカドーカードの場合は、イトーヨーカ堂とニコスの加盟店で利用できて、ポイントは利川金額の0.5%が還元されるだけで、しかも、それはニコスの用意するマグカップなどの景品の中から選ぶというものだ。

一方、FUPカードであるトヨタカードの場合は、トヨタ関連会社で利用した場合には3%のポイントがつき、その他のカード加盟店(JCB、UC、MC)で利用した場合でも、1.5%のポイントがつく。それを蓄積すれば新車購入や車検の際に最高30万円までキャッシュバックしてもらえる。

簡単に比較すると、例えば、同じ20万円を使ったとすると、ヨーカドーカードでは1000円分の還元しか受けられないが、トヨタカードなら6000円分のキャッシュバックを受けることができるということだ。

従来の提携カードでは、ポイントはカード会社に蓄積されていたのだが、FUPカードでは提携企業に蓄積される。「その企業の商品を最終的に買ってくれるよう、ほかで買い物したときでもポイントをつけてあげよう」というわけだ。

カードを選ぶときの基準に、ここで紹介したような「提携先だけでなくカードの一般加盟店で使ってもポイントが付くかどうか?使えば使うほど得するしくみはあるか?」という視点を加えてもいい。もちろん、いくらお得なFUPカードであろうと、自分のライフスタイルに合ってなければ無駄であることは言うまでもない。






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